巡拝したお寺 | |||
32番 | 禅師峰寺 | ぜんじぶじ | |
↓ | 7.6km | 2時間 | |
33番 | 雪蹊寺 | せっけいじ | |
↓ | 7km | 1時間40分 | |
34番 | 種間寺 | たねまじ | |
↓ | 10.3km | 2時間30分 | |
35番 | 清滝寺 | きよたきじ | |
↓ | 16.9km | 6時間 | |
36番 | 青龍寺 | しょうりゅうじ | |
↓ | 61km | 15時間 | |
37番 | 岩本寺 | いわもとじ | |
↓ | 108.5km | 2.5日 | |
38番 | 金剛福寺 | こんごうふくじ | |
↓ | 62.9km | 16時間 |
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39番 | 延光寺 | えんこうじ |
巡 拝 だ よ り | |
今回は全6日で274.2kmの旅で、室戸が終わり足摺岬への遍路旅でした。 32番禅師峰寺は、土佐沖を航行する船舶の海上安全のお寺として、また34番種間寺は、安産の薬師として信仰されています。 37番岩本寺から、38番金剛福寺の足摺岬へは遍路の旅の中で最も長く、丸々歩いて110km2日半の旅でした。土佐の京都と言われる中村市より、四万十川を渡り峠を越え、土佐清水市を経て海沿いに窪津、稲荷崎から足摺岬へ歩き続けました。 弘仁年間に弘法大師は、日本の最南端に位置することから、観世音の理想の世界の地として、千手観世音を安置されたお寺が金剛福寺で、足摺岬の突端に立つと紺青の海原が無限に広がる所でもあります。 ここは弘法大師の七不思議の伝説が、今なお生き続けている地でもあります。 もし機会があれば、ぜひ一度皆さんも訪れてみてはいかがでしょうか? 38番から39番延光寺までも約63km約18時間かかって歩き、やっと訪れることのできる高知県最終のお寺です。『宿毛』と書いて『すくも』と読みます。 今回の遍路で教えてもらったことは、 行き疲れたら休めばよい。何に急がれることもなく、立ち止まって見れば空と海の青。草木の流れにやさしく心をいやされ、行き合う人の暖かさがじーんと胸に響いて来た事です。 いよいよ2008年、年明けは1/11〜1/15の予定で、愛媛県への旅立ちです。 年男として頑張って来ます。 |