仕事のことなど...(ちょっと長くなるけど)

  ● 履歴書
 昭和42年 市内の某建材メーカーに就職 
32年間勤務の後
 平成11年 同社を(思うところあって)退社
    :  PCデータ入力の仕事、交通安全の仕事 などを歴任
    :  
 いずれも6ヶ月の雇用契約満了で惜しまれつつも(自分で思うだけ?)退任(笑)
 平成14年 某警備会社に入社
        病院の夜間窓口業務、兼警備業務

  ● 意気込んで会社は辞めてみたものの...
32年勤めた会社を思うところあって(思うところの辺を書き始めると短編小説が書けるほど長くなるので割愛)やめてしまった。初めのうちは、『俺みたいにバカみたいに働く奴は、どこの会社でも欲しがるじゃろう』くらいに、身勝手に考えていたのが大間違い。世はまさに未曾有のリストラ時代へ突入。最初の1年は雇用保険をもらって、悠々と充電時間を過ごせたが、いざ求職となるとハローワーク行けどもパートサテライト行けども適職は何にもない。事務職一筋32年。しかし、事務仕事ちゅぅーのは、小さい会社だと女性求人が多く、年齢での制約に加えて女性とも競合するとなると、もう勝ち目はありゃぁしましぇ〜ん。いまさら営業ちゃぁできんし、肉体労働ちゃぁなおさらできんし、まったくもぅー困った状態。無職なら腹が減らんけりゃええばってんが、何かせにゃぁメシが喰ってけんバイ。(なぜだか博多弁) 

  ● 清水
(きよみず)の舞台からとび降りるくらいの気持ちの区切...
そんな少ない求人票の中で、年齢に関係なく件数があるのが警備の仕事。待てよ、警備も選択肢の一つとして有りかなって考えはじめた。夜勤の仕事となると、日中はわりと時間が自由になるのでは?家では少しの田畑があるのでこれを有効利用できないだろうか?兼業しながら将来、できれば農業のほうをメインにはできないだろうか?などなど色々考えましたぃーね。一方で、警備員というものを見たときに、自分が若い頃守衛さんを見て、「暇そうな仕事で良いなー」なんて、一種の偏見で見てたこともあって、自分がそうなることの抵抗感が強くあった。そんな迷いの中、背を押されたのが『遊んでられんがぁー...』という現実感だけだった。2〜3日考えた末に、この業界へ足を踏み込むことに決断。
 ごめん、だんだん暗い話になってしもうた。 読んでるあなた、涙をこぼさんようにしてね。(笑)  \(◎o◎)/!

  ● どうせこの仕事やるんなら...
いろんな
常駐警備先がある中、どうせこの仕事に就くんなら、少しでも社会的に貢献できる所、弱いものの手助けになれる所、の観点から病院の夜間業務を選択。救急患者さんからの電話応対から、カルテの準備など事務的な仕事ならお手のもの。これに巡回警備とか、いわゆる警備業務が加わる。救急患者が重なるときは少々忙しく緊張感もあるが、ほかは総じて待ち時間となり、警備業につきものの独特の間となる。これが生来貧乏性に生まれてきた自分の性格からして辛抱できず、1年以上経過した今でも馴染めずにいる。警備室に座っている自分の姿はどうも場違いな気がして、借りてきた猫状態。これが、ひとたびパソコンの前に座ると妙に落ち着く変な自分がいる。 ($・・)/~~~うんうん

    大変長い文章でごめんなさい。お疲れの方は、お茶と音楽でもどうぞ。
                   こちらから→  トイレ休憩も忘れずに!

  ● 警備員らしくない警備員を目指して...
自分が望まずして就いているとはいえ、今の仕事。社会環境で脱しきれない状態なんだから、最後のあがきとして、自分らしさがキラリと光る仕事振りを考察中。ただ、寡黙に窓口に座っているのが警備員。と、ともすれば思われがちな一般的イメージ。これはやめようと思った。

  ● 元気の発信源は警備室から...?
警備室前の通路は結構人通りも多い。特に夜間ともなると警備室前の通路しか開いてなくて、入院患者・見舞い客・病院職員など出入りも頻繁となる。これはチャンス。入社当初から、全体的に挨拶する人が少ないなぁと思っていたから、ここはひとつ俺から始めてみるかーと考え、大きな声で“挨拶”“声掛け”することからはじめてみた。足早に通り過ぎようとする職員に、「お疲れ様です」。本人にしてみれば後から声がするものだから、ドアーを開けながら「お疲れさん」と返してきたり、会釈を返したりする。何度か続くと向こうから挨拶しながら通る人もでてくる。シメシメ、こちらのペースにはまって来たぞ。空
(から)元気でも何でもいいから、とにかく元気だそうよ。病院なんだから明るい雰囲気が一番。

  ● 相手の立場に立てば...
体の具合が悪いときにはとかく気弱になっているもので、そんな時、親切に接してもらうのはとてもありがたいもの。患者さんにどう接してあげるのが一番良いか、先回りして考えるのが病院勤務者として当然のこと。(まるでナースの心境ちゃね (笑)) 怪我をして母親に連れてこられた泣きべその男の子に、「ボク痛かったね、すぐ先生が診てくれてじゃけー、大丈夫じゃけぇーね。」と、何でもない“声掛け”によって、引きつったお母さんの顔の方が和むのを見たりすると、『ゆぅーちゃげてえかったのー』と思う。
自分の身内にも入院の経験があって、それに付き添う家族の大変さ、苦労が良くわかる。そこらを思いやれば、ご苦労様・お疲れ様は自然と出てくる言葉。
また病院勤務して改めて、ドクターやナースの激務ぶりに感じ入った。本当に頭が下がる。お疲れ様である。
このように、相手の立場に立てば“挨拶”や“声掛け”なんぞは意識しなっくても自然に身に付く。
 
オ〜イ..ところで、誰か俺の立場に立って考えてくれちょる奴、一人でもおる? (爆)

  ● いつまで続く...?
今のこの仕事、自分にとっては今一充実感に欠ける気がして、いつまで続けるかはわからないけど、やってる限りはこれまで書いた気構えだけは変わらずに持っていようと思う。。。。。所存であります。(笑)

かんりにんさんの

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