重源の郷について。。。
 
つい最近、はやりの市町村合併で山口市に組み込まれた徳地。以前は佐波郡徳地町であった。 防府市の北部山岳地帯に位置し、古くから林業の盛んな土地柄。
 1185年と言うから歴史は古い。当時平家の放った戦火で東大寺が焼失し、その再建を任されたのが重源上人
(ちょうげんしょうにん)だった。 彼は、東大寺再建に必要な巨木の切り出しを、全国の山林の中からこの徳地を選んで、奥山へ分け入った。 当時の道具からすれば、作業は過酷を極めただろうが、それでも切り出された木材は佐波川から瀬戸内の水路をめぐって奈良まで運ばれた。 その後また火災に遭い、いまでは南大門と仁王像だけしか徳地の大木は存在していません。
 この施設は歴史と文化と自然の体験交流公園として、平成10年4月に開設されたものだ。 施設内には、木工・紙漉き・藍染・竹細工・紙細工などが体験できるし、花木がよく手入れされ、自然豊かな中でゆったりと時間が過ごせる。
 管理人は最近竹炭作りに興味があって、炭焼き作業でも見学できないかと期待して駆けつけてみたのだが、今はやっていないとのこと...(涙)  場内はたっぷり広めに作ってあるので、自然の中での散策も楽しめる。 皆さんも一度訪れてみては如何でしょうか?

 
水車小屋
場内を走る送迎バス
〜昔なつかしいボンネットバス〜
炭 焼 窯
史料館から炭焼小屋を覗く
この時史料館の女性館員が
出てきて教えてくれた。
私が勤めて2年になるけど
焼いてるところを見たこと
ないですよ...と、つれない説明(・・;) 炭焼き見学が主な目的だったのにー (涙)
桜は今が見頃。。。

2008年
4月5日

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ふるさと紀行